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「去年買った白トップス、透けてて着られなかった」
「素材を確認しないで買ったら、汗をかいたとき色が変わって恥ずかしかった」
「本当はノースリーブで涼しくしたいけど、職場だとそうもいかない…」
夏のオフィス服選びって、意外と悩みが多いですよね。涼しくしたいけど透けるのは困る、汗ジミが目立つのも避けたい、冷房が効きすぎて寒いのも困る…。涼しさと清潔感を両立しながら、職場のTPOにも合わせないといけない、夏特有の難しさがあります。
私はアパレル歴約10年の元販売員で、現在は事務職として働いています。販売員時代は毎年夏になると「涼しくしたいけど職場で浮かない服を探している」というお客様の相談に多く対応してきました。事務職になった今は自分自身も同じ悩みを持つ側として、オフィス服選びを日々実践しています。
今回は、販売員・事務職両方の視点から、夏のオフィス服で失敗しないための選び方を素材・アイテム・試着チェックポイントまでまとめてお伝えします。
- 夏のオフィス服でありがちな失敗パターン
- 涼しく・快適に過ごせる素材の選び方
- 汗対策・透け対策のアイテム別チェックポイント
- 外と社内の寒暖差を乗り切る羽織もの活用法
30代・40代の大人女性向けブランド「Pierrot(ピエロ)」は、吸湿速乾・接触冷感などの機能素材を使ったオフィス対応アイテムが豊富。体型カバーにこだわったシルエットで、涼しさと清潔感を両立できるアイテムが揃っています。
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夏のオフィス服でありがちな3つの失敗
まずよくある失敗パターンを確認しておきましょう。
①透けてしまう
白・薄ベージュ・淡いカラーのトップスは、お店の照明では気にならなくても、外の自然光や蛍光灯の下ではインナーがくっきり透けることがあります。「職場についてから気づいた」という声は毎年多いです。
②汗ジミ・色の変化が目立つ
グレー・カーキ・キャメル・シルバーグレーなどは、汗をかいたときに色が変わりやすい素材があります。特に脇や背中は気づかないうちにシミになりがちです。
③「外は暑い、室内は寒い」問題
夏のオフィスはエアコンが効きすぎて、薄着では寒くなることも。「羽織れるものがない」「重ね着できないデザインだった」という失敗が意外と多いです。
販売員時代、夏になると本当に多くのお客様から「涼しくしたいけど職場で浮かない服を探している」という相談を受けました。本当はノースリーブで涼しく過ごしたいけれど、ジャケット着用が必要だったり、お客様対応がある仕事だと涼しさより品のある見た目を優先せざるを得ない…という方がほとんどでした。だからこそ「見た目はちゃんとしていて、着ていて楽」なアイテムがとても喜ばれていました。
夏服選びはまず「素材タグ」から
夏のオフィス服で快適に過ごすには、見た目だけでなく素材選びが9割といっても過言ではありません。試着の前に、タグをチェックする習慣をつけましょう。
- 吸湿速乾素材(ポリエステル混):汗をかいても素早く乾く素材です。肌へのベタつきが少なく、長時間着ていても快適さが続きます
- 接触冷感素材:触れた瞬間ひんやりと感じる素材。暑い日の通勤や、冷房が弱い場所でも涼しく過ごせます
- 綿麻混紡(コットンリネン):麻の通気性と綿の肌触りの良さを合わせた素材。麻100%よりシワになりにくく、綿が入ることで着心地も柔らかくなります。それでも長時間着るとシワは出やすいので、素材の特性として知っておくと安心です
- レーヨン混紡(ポリエステル×レーヨンなど):軽くてドレープがきれいで、涼しげな見た目が夏らしい。洗濯機対応のものが多く扱いやすいです
夏のオフィスで避けたい素材|これを知らないと一日中不快になる
「涼しそうだから」とだけで選ぶと、実は夏のオフィスで困る素材があります。試着時だけでなく、一日着て過ごすことを想定して素材を確認しましょう。
- 綿100%(厚手):吸汗性は高いですが乾きにくく、汗をかいた後もずっと湿った状態が続きます。蒸れやべたつきが気になりやすく、汗をかく日に着ているとストレスを感じやすい素材です
- 麻100%:通気性は抜群ですが、座ったり動いたりするとシワになりやすく、午後には「くたびれた印象」になりがち。アイロンが毎日必要になることも
- 透け感の強い生地:素材に関わらず、生地が薄すぎて透けるものは職場では不適切とみなされやすいです。インナーを着ても透け感が残る場合は特に注意。試着時に必ず光にかざして確認しましょう
- グレー系の素材全般:汗を吸うと色が濃く変わりやすく、脇や背中の汗ジミが目立ちやすいです。素材に関わらず夏の職場では扱いに注意が必要なカラーです
タグに「吸汗速乾」「接触冷感」「UVカット」などの表記があるものを選ぶと、夏のオフィスで快適に過ごしやすくなります。
アイテム別・夏のオフィス服の選び方
トップス:白の透け対策とシルエット選びのポイント
夏のオフィスで清潔感を出すなら白トップスは定番ですが、透け対策は必須です。白は1枚で着ることはなかなか難しい色。インナーを重ねる枚数を減らしたいなら、カップ付きインナーを活用するのがおすすめです。インナーとブラの2枚を着なくて済むぶん、暑さも着ぶくれ感も軽減できます。生地に厚みがあるものや裏地つきのものと組み合わせると、より透け対策になります。
また、肌に密着しすぎないゆとりのあるシルエット(ワイドシルエットやボックス型)のブラウスは、体への当たりが少なく汗をかいても不快感が出にくいのが特徴。「涼しい服が着たいけど、職場では品のある見た目が必要」という方に特におすすめです。
販売員時代、夏に特に人気が高かったのが接触冷感素材のカットソーとゆったりシルエットのブラウスでした。「着た瞬間ひんやりする」「体に貼りつかないから涼しく感じる」という理由で、毎年夏になると真っ先に売れていくアイテムでした。肌触りの軽さと、着ていて楽なデザインの組み合わせが、オフィス向け夏服を選ぶときの大事なポイントだと思います。
パンツ:ワイドシルエットで涼しさと品のある見た目を両立

夏のパンツはスキニーやタイトなシルエットより、ワイドパンツやテーパードパンツのほうが快適です。脚に生地が密着しないため風が通りやすく、体に熱がこもりにくい。見た目にもゆとりがあって涼しげな印象を与えられます。
夏のパンツ選びで悩みやすいのが「透けと張り付き」の問題です。裏地があると透けにくい反面、夏は蒸れて暑くなりがち。実際、販売員時代のお客様も私自身も「裏地なしで着られるパンツ」をよく探していました。
裏地なしで選ぶなら、ストレッチ素材が特におすすめです。汗で生地が肌に張り付いてしまっても、伸縮性があるぶん動きやすさをキープできます。透け対策はペチコートやインナーパンツで補えるので、「蒸れにくさ+動きやすさ」を優先して選ぶのが夏のパンツ攻略のコツです。
スカート:フレアシルエットが夏のオフィスに最適
スカートは、フレアやAラインのシルエットが夏のオフィスに向いています。歩くたびにスカートが揺れて風が入り、涼しさを感じやすいのが特徴。体に密着しないため、蒸れにくいのも大きなメリットです。
タイトスカートは涼しく見えるスタイルでも、座っているときに生地が太ももに貼りつきやすく、長時間のデスクワークでは意外と不快に感じることもあります。試着の際は必ず座る動作も確認しましょう。
ワンピース:楽な着心地+羽織りでオフィス対応
夏のオフィスで意外と活躍するのがワンピースです。一枚で着られるので着替えが楽で、ゆったりしたシルエットのものは体への密着が少なく涼しい。上にカーディガンや薄手のジャケットを羽織るだけで、オフィスカジュアルとして十分対応できます。
販売員時代、夏にワンピースがよく売れていたのを覚えています。「着るだけで完成する楽さ」と「カーディガンを羽織ればオフィスでも問題ない」という点が人気の理由でした。私自身も事務職になってから夏はワンピースを取り入れることが増えました。着心地が楽なうえ、外の暑さと社内の冷房の寒暖差が大きい季節は羽織りを脱ぎ着するだけで調節できるのがとても便利です。
羽織り物:夏でも「複数枚」用意しておく
薄手のカーディガンや麻混のジャケットは夏のオフィスに必須です。外と社内のエアコンの寒暖差は夏が一番激しい季節で、薄着で過ごしているとデスクワーク中に体が冷えてしまうことも。
1枚だと洗い替えが追いつかないので、夏は羽織りを2〜3枚ローテーションできると便利です。選ぶポイントは「洗える素材かどうか」。汗をかきやすい夏は、自宅で洗えるかどうかが長く使えるかどうかに直結します。カラーはネイビー・グレー・ベージュが使い回しやすく、1枚あれば複数のコーディネートに対応できます。
私は夏の羽織りを服に合わせて何枚か用意しています。外の暑さと社内の冷房の差がかなりあるので、羽織りなしで出かけると社内でずっと寒い思いをすることになる。逆に厚手のものを持って行くと外が暑すぎる。薄手で洗えるカーディガンを何色かストックしておくのが、夏の寒暖差対策として一番使いやすいと感じています。
試着室でチェックすべき「夏ならではの4つのポイント」

夏服の試着では、通常のチェックに加えて以下の4点を必ず確認してください。
① 透け感を光にかざして確認する
試着室の照明は明るすぎることが多く、透けに気づきにくい環境です。スマートフォンのライトや、試着室の照明に向かって服を軽くかざしてみてください。実際に着た状態で少し明るい場所に出て確認するのが一番確実です。インナーの形や色が透けているかどうか、自然光に近い条件で見てみましょう。
② 腕を上げて「脇」の状態を確認する
腕を上げたとき、生地が引っ張られすぎていないかを確認します。見落としがちなのが、ゆとりのあるトップスは腕を上げたときに脇の開きから下着が見えてしまうこと。意識して確認しないと気づきにくい盲点なので、試着室で必ず腕を上げて脇の状態をチェックしておきましょう。汗ジミが目立ちやすい色(グレー・カーキ・キャメル・薄いブルー系)の場合は特に注意。脇が汗ジミになりにくい色は、白・黒・ネイビー・柄物です。グレーやカーキは汗を吸うと色が変わりやすいので、素材選びが重要になります。
③ 前かがみで「胸元の見え方」を確認する
夏のトップスは薄手で柔らかいものが多いため、前かがみになった際に胸元が開きすぎることがあります。資料を確認したり、荷物を取ったりする動作を試着室で再現してみましょう。
④ 「羽織り物との組み合わせ」をイメージする
夏のオフィスでは、エアコン対策として薄手のカーディガンやジャケットを羽織ることが多いはずです。試着の際に「このトップスの上にカーディガンを羽織ったらどうなるか」をイメージして、首元のデザインや丈のバランスを確認しておくと安心です。
色・柄の選び方|夏のオフィスで「清潔感」を出すコツ
夏のオフィス服の色選びは、「清潔感」と「汗対策」の両立がポイントです。
- 白・オフホワイト:清潔感ナンバーワン。ただし透け対策が必須
- ネイビー・濃いブルー:汗ジミが目立ちにくく、清潔感も出やすい優秀カラー
- くすみカラー(グレー・カーキ・キャメルなど):おしゃれで人気のカラーですが、汗を吸うと色が濃く変わりやすいので要注意。夏に着る際は素材選びが重要です
- ペールトーン(薄いピンク・薄いグリーン):夏らしい清涼感。インナー選びに注意
柄物は、小さな細かい柄(小花・細ストライプ・小さいドット)なら仕事場でも取り入れやすいです。大きな柄や派手な柄は、職場の雰囲気に合わせて判断しましょう。
よくある質問
Q. ノースリーブはオフィスカジュアルでOKですか?
職場の雰囲気によります。カジュアルなオフィスや社内作業メインの日は問題ないことも多いですが、お客様対応がある職場や服装基準が厳しめの職場では避けたほうが無難です。心配なときは、薄手のカーディガンを一枚プラスしてノースリーブを活かしつつ品のある印象に仕上げましょう。
Q. 夏のオフィスで一番涼しい素材はどれですか?
接触冷感素材・吸湿速乾素材・綿麻(コットンリネン)がおすすめの3択です。なかでも「着た瞬間のひんやり感」を求める方には接触冷感、「汗をかいても快適に過ごしたい」方には吸湿速乾素材が向いています。タグに「接触冷感」「吸汗速乾」と書いてあるものを目安にしてみてください。
Q. 夏のオフィス服で汗ジミが目立ちにくい色は?
黒・白・ネイビー・柄物が汗ジミの目立ちにくいカラーです。それぞれ理由があります。
- 黒:汗で濡れても色の変化がわかりにくい。ただし夏は暑く見えるため、素材の軽さが重要
- 白:汗ジミが目立ちにくいが、透けやすいのでインナー選びに注意
- ネイビー:汗ジミが目立ちにくく、清潔感も出やすい。夏のオフィスカジュアルで最もバランスの良い優秀カラー
- 柄物(小花・ストライプ等):柄がジミを目立たなくさせてくれる視覚効果がある
逆にグレー・薄いベージュ・シルバーグレーは汗を吸うと色が濃く変わりやすいため、夏の職場では特に素材選びを慎重に。
Q. 夏に着てはいけない素材・オフィスに向かない素材は?
完全にNGというわけではありませんが、夏のオフィスで「不快になりやすい素材」として特に注意したいのが以下の3つです。
- 麻100%:シワになりやすく、午後にはくたびれた印象になりがち
- 厚手の綿100%:汗を吸っても乾きにくく、重くなりやすい
- 透け感の強い生地:素材を問わず、インナーを着ても透けが残るものは職場では避けたほうが無難
選ぶなら、タグに「吸汗速乾」「接触冷感」の表記があるものや、綿麻混紡(コットンリネン)が夏のオフィスには向いています。
まとめ:夏のオフィス服は「素材」と「シルエット」で快適が変わる
夏のオフィス服は、見た目の涼しさだけでなく「着ていて本当に楽かどうか」が大事です。接触冷感や吸湿速乾の素材、体に密着しすぎないシルエットを選ぶことで、暑い夏でも一日快適に過ごせます。
- 素材タグを先に確認する(吸湿速乾・接触冷感・綿麻が夏のオフィスに向いている)
- 肌に密着しすぎないシルエット(ワイドパンツ・フレアスカート・ゆとりのあるブラウス)を選ぶ
- ワンピース+カーディガンの組み合わせは楽さと清潔感を両立できる
- 透け感を光にかざして確認する(試着室の照明だけでは不十分)
- 腕を上げて脇の開きから下着が見えないか確認する
- 羽織り物を複数枚用意して寒暖差に備える
- パンツは裏地なしのストレッチ素材が蒸れにくく動きやすい
夏のお買い物は「好きなデザイン」だけで選ぶと後悔しがちです。素材とシルエットにちょっと意識を向けるだけで、一日中快適に過ごせる一着に出会えます。ぜひ次の夏服選びで試してみてください。
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